二人目の子育ては、「小学校のこの時期にはこんな勉強をする。」・「こんなことにつまづいたり、苦労する」というのが、なんとなくわかってきます。
一人目の時に、意識していなくて、授業で習うまでほぼ地図に触れていない状態でした。
ですが、実は日常に、都道府県の地名やローマ字は、スーパーや看板など、溢れているんですよね。
学校の授業で習って、覚えているか確認のテストもあり、覚えることに苦労すると、新しいことを知ることや、楽しい学びから遠のいてしまいます。
地域の名産品や旅など、日常の中で、自然な形で地図が頭の中に入ってくると、興味も沸きやすいし、頭に残りやすいと思い意識して見たり、声かけして、遊びながら楽しく学べたらいいなと思うようになりました。
都道府県や地図を遊びながら覚える方法
遊びながら楽しく学びたいけれど、年がら年中、旅をするお金もないし、日々で意識をして実践できる余裕はありません。
だったら私は、子どもとゆったり一緒にいられる時間に、遊びながら都道府県に触れあおう!と考えました。
都道府県カルタや都道府県パズルなど、いわいる知育系のゲームです。
都道府県いちばんかるた
我が家で出番が多いのは、るるぶ 都道府県いちばんかるた です。
次男がカルタ好きで、「やろう!やろう!」「もう1回!」と誘われます。
もしかしたら…ですが、私が「えーーー!お母さん、ご飯作らなきゃいけないから、1回だけねー」と渋るから、余計にやりたくなってるのかもしれません。
いや。これはわざとではなく、夕方って忙しいじゃないですか~。。
ちなみに、こういった禁止されるほどやってみたくなる心理現象をカリギュラ効果というそうです。
都道府県名だけじゃなく特産品もわかる
このカルタのいいところは、地名だけじゃなく特産品も一緒に覚えられることです。
読み札に、都道府県の特長が盛り込まれています。
都道府県の人口や面積の順位、県庁所在地まで!
裏には都道府県の人口や面積の順位、県庁所在地も載っています。
カルタとりだけでなく、「人口が多いカードを出した方が勝ち!」とか、「面積が広いカードを取った方が勝ち!」と、アレンジして遊ぶこともできます。
勝ち負けや、1位・2位など競争が好きな次男は、この遊び方も大好き。
2人対戦の時に助かる読みあげ音声
スマホでQRコードをスキャンすれば、簡単に音声機能ガイドが使えます。
遊ぶ人が2人しかいなくても、音声読み上げにして、真剣勝負のかるたとりができるのです。
日本地図パズル・世界地図パズル
実は、日本地図パズルも持っていますが、本屋さんで見かけて適当に買っちゃったマグネットタイプのパズルで、遊んでいるとパズルがちぎれてしまいました。
ちぎれるほど遊ぶなんて、親としては嬉しいことです。
世界地図パズルは、丈夫で遊びやすいくもんの世界地図パズルにしました。
オセアニア州・ヨーロッパ州・北アメリカ州・南アメリカ州・アジア州・アフリカ州の6色に分かれていて、全部で85ピースあります。
公文のパズル、勉強としてはいいのですが、遊び要素・ゲーム感が少ないからか出番は少なめです。
世界一周ゲームで世界の都市の名前も身近に♪
そこで、我が家が新しく買ったのが、世界一周ゲーム (Weltreise)のボードゲームです。
ルールはシンプルですが、戦略を考えながら進めていかなくてはならないので、小学生以上 (対象年齢は8年以上)じゃないと厳しそう。
何度か家族で遊びましたが、都市のカードが173枚も入っているので、飽きることもなさそうです。
「遊びながら学ぶ」はあくまで「ゲーム遊び」
「遊びながら学ぶ」都道府県かるた・世界地図パズル・世界一周ゲームは、あくまで「遊び」です!
遊びなので、真面目にしなくても良いし、覚えなくても良い。楽しいが一番!←またしたくなる!
- 親の理想・希望を押しつけすぎない
- 完璧に覚えなくても、ちょっとでも知ったら儲けもの
- 本人のその時の気持ちを優先(やりたくない時・やりたくないことはやらない)
- 子どもの興味や得意、タイミングはみな違う 期待しすぎない
- 子どもは「一緒に」が好きなので、誘われたらできるだけ応じる
長い目で見て、「勉強や学ぶこと=苦しいこと・嫌なこと」にならないように、上記のことに気をつけています。
我が家は、公立小学校に通い、中学校受験も視野に入れていないので、ゆるゆるスタンス。
私たち親は、「せっかくだから、覚えて欲しい」と心の中で思っても、「これは、遊び。覚えたらラッキー!」くらいの気持ちで取り組んだ方が親子共に幸せかも^^
コツは、本気で楽しそうに遊ぶことw
最初は、圧倒的に親の私が強いのですが、子どもは記憶力もよく、スピードもどんどんあがってくるので、すぐに逆転されます。
都道府県かるたで遊んだ効果は?
とは言え、効果も気になりますよね!
今回このブログ記事を書くにあたり、まだ学校で習っていない次男に、都道府県テストをしてみました。
結果は、私も驚いたのですが、47都道府県のうち40カ所の場所と県名を覚えていました。
漢字では書けないので平仮名ですけど、遊んでただけで、すごい成果です。
テストもクイズに答える感じで、意欲的に取り組んでいた次男。
もちろん、遊びには好みがあるので、次男には合う方法だったのだと思います。
今後、忘れてしまっても、1度は触れた地名なので、授業で習う時の役に立つと思います。
この結果に喜ぶ私は、この手法を他のことでも応用しようと、密かに企んでいます♥