教育費 子供1人400万ずつ貯金する具体的な方法

教育費 子供1人400万ずつ貯金する具体的な方法

今回は、2人分の子どもの教育費400万円×2と設定し、実際どう貯蓄してきたか、具体的な方法をブログに書いていこうと思います。

まずは、簡単な自己紹介です。

結婚時は、夫の手取り16万円の給与、ゆあんこ専業主婦からスタートでした。

●ゆあんこ:収入が不安定なフリーランス

●夫:40前半の平均年収サラリーマン

●長男:中学生 小遣い2000円

●次男:小学生 小遣い300円

転勤族で、地方都市の賃貸住宅住まい、転勤の度に赤字になる引っ越し貧乏です。

なぜ、子供1人につき教育費の貯蓄目標を400万円にしたのか?

我が家の教育費は「大学・専門学校へ進学するとき」に使うと考え、貯蓄目標は、ざっくり高校卒業時までに1人400万円です。

それまで(幼稚園~高校)にかかるお金は、すべて家計から捻出します。

高校までの教育費はなんとか捻出できても、大学の入学費用の平均82万円は、日々の家計からは出せないので貯蓄が必要かと思ったからです。

専門学校、短大、国立大学、私立大学、就職と、子供がどの道を選ぶかわかりません。

進学の道を選んだら、2~6年で数百万円単位のお金が必要になります

大学入学から卒業までにかかるお金

  入学費用 在学費用 合計
高専・専修・各種学校(2年) 57万円 289万4000円 346万4000円
私立短大(2年) 66万9000円 147万8000円 362万5000円
国公立大学 71万4000円 428万円 499万4000円
私立大学文系 86万6000円 630万4000円 717万円
私立大学理系 84万5000円 737万2000円 821万7000円

日本政策金融公庫の「令和2年度『教育費負担の実態調査結果』」より

※入学費用とは、受験費用、学校納付金、入学しなかった学校への入学納付金も含む
※在学費用とは、学校教育費(授業料、通学費、その他の学校教育費)と家庭教育費(塾や通信教育など補助教育費、おけいこごとにかかる費用)です。

進学による1人暮らしをした場合にかかるお金

進学の為に1人暮らしをした場合の費用がかかることもありますね。

人暮らしスタート費用 仕送り額 2年間 合計 4年間 合計
39.1万 年間平均102.3万円(月額8.5万円) 243万7000円 448万3000円

日本政策金融公庫の「令和2年度『教育費負担の実態調査結果』」より

※令和元年4月の入学時に自宅外通学を始めるためにかかったアパートの敷金、家財道具の購入費などの合計

自宅外通学者のいる世帯の割合は、全体の27.0%で、地方ほど多く、都市部ほど少なくなります。

さらに、就職活動の費用(コロナの影響で激減しているが、今後は…?)、運転免許取得費用など、高校を卒業してからは大きな出費の連続が予想されます。

最初は教育費目標は決まっていなかった

教育費 貯蓄 目標私も、実際にかかる大学費用の表をまとめてて、これからかかるかもしれない教育費に溜め息がでそうですが…

実は我が家も長男が生まれた時から、「400万円貯める!」と決めてた訳でありません。

「大学・専門学校へ進学するとき」の貯蓄なので、もっと多いに越したことはありません。

でも、不安になりすぎなくて、大丈夫。(自分への言い聞かせ…!?)

私も当時は若く、精神的な余裕も、知識も、お金もなかったので、「子供も生まれたし、とりあえず、ちょっとでも強制的にでも、お金を貯めなきゃ…」の気持ちで、学資保険1本に入りました

手取り16万円、家賃7~8万円、車も所有・夫は酒もたばこもするし、お金に無頓着。

こんなギリギリすぎる家計だったので、ささやかな金額でした。

その後、転勤による数回の引っ越しがあり、次男も生まれ、私もフルタイムワーキングマザー・専業主婦・フリーランスなど、いろいろな時を経て「闇雲に貯めるじゃなくて、目標を決めようかな?」と考えるようになりました。

金額も最初から、ビシっと決まっていた訳ではなく「200万円じゃなくて、300万円まで貯められるかも!」「いや、うちは家も建ててないし、1人400万円まで貯蓄しよう」と我が家の状況を見て、頑張れそうな範囲の目標に書き換えていきました。

教育費貯金、1番始めにしたこと

  2020年 2021年 2022年 2023年 2024年 2025年 2026年 2027年 2028年
夫・ゆあんこ ○歳 ○歳 ○歳 ○歳 ○歳 ○歳 ○歳 ○歳 ○歳
子供①     高校入学30万     大学入学100万 100万 100万 100万
子供②           中学入学20万     高校入学30万
支出合計     30万     120万 100万 100万 130万
学資保険満期         120万 100万     100万

教育費の目標が決まって、まずは表を作りました。↑こんな感じ。

お子様の今の年齢からスタートし、末っ子の卒業など、好きな時をゴールとしてください。

我が家の場合は、おおよそだけど車買い換えとか、旅行計画とか、なんだったら妄想で息子の結婚まで書き込んでいます。

次に、お子さんが高校卒業までの年数を計算し、足りない費用を年数で割ります。

例:200万円÷10年(あと何年?)=1年間の貯金額は20万

1年間で20万円なら、1ヶ月は16,666円貯めることが出来れば、目標達成。

ここまでできたら、より具体的な金額が出て、少しやる気がでてくるかもしれませんね。

もしかしたら、絶望するかもですが…

固定費に無駄がないか、チェック!

1度チェックし、手続きすれば、長く節約効果がでるものが、「固定費」です。

固定費は、住居費、通信費、新聞代、動画配信サービスなどのサブスク、生命保険代、車関係費、教育費、サプリメント代、コンタクト代など、毎月のようにかかるお金のことです。

我が家は、格安スマホを使用しているので、夫婦2人分の支払は月額3000円ちょっとです。

格安スマホ歴5年以上、実際の節約効果

毎日、時間を取られるような節約じゃないので、お勧めです。

心と身体に優しい節約をする

食費、水道・光熱費、ガソリン代、ETC代、交通費、生活日用品、医療費、など変動する出費の節約は、「心と身体に優しいか?」を基準にしています。

子育て中、食費は節約しなない

育ち盛りの子がいるので、肉などのタンパク質、ビタミン豊富なお野菜、身体を作るお米など、食費は右肩上がり。
でも、それって、成長に伴い食べる量が増えているということなので、自然と言えば自然です。
健康を害して、お仕事が出来なくなったり、医療費がかかってしまっては本末転倒
パンやジュースは控えめで、和食もしっかりつくることだけ心がけています。

ガソリン代、ETC代、交通費

ガソリンやETC、交通費の節約は、運動のために歩くとか、自転車移動にするとか、時間に余裕があって楽しめそうなら、ならやります。

仕事しながら子育てしてたら、「出来る範囲で」にしておかないと、どう考えても時間が不足してしまい、精神的にもよくありません。

水光熱費

水道光熱費は、転勤族の賃貸住まい、自分達では選べないことがほとんどです。

寒いときは、お風呂にお湯を張るし、正直、普通レベルの節約しかしていません。

生活用品

生活用品は、布ナプキンを使用しています。

生理用ナプキンを布ナプキンに変えた節約効果&メリット

環境にも身体にも優しいし、ナプキンの在庫管理をしなくていいのも気に入っています。

収入を増やす努力をしてみる

私が実践している節約って、基本、時間をかけないこと。

なぜ、そこにこだわるかというと、収入を増やすことに時間を使いたいからです。

例えば、投資の勉強をするための本を読むにも時間が必要です。

そうやって作った時間で投資を学び、自分の頭で整理して、積み立てNISAを始めました。

積み立てNISAを1年8ヶ月やってみた結果

お金も大事だけど、その瞬間も大事!

「貯金できないかも」と不安になっている若いママさんがいたら、焦りすぎないでくださいね。

収入を増やす努力と、無駄を省き確実にコツコツ貯める癖をつけていけば、貯金体質に変わっていくこともできます。

無謀な金額を貯蓄目標にして、子供が小さくて沢山の経験を一緒に楽しめる今を、楽しまないという考えは、私にはありません。

また、子どもが「やりたい」といったことを我慢させてまで、お金を貯めるのもナンセンス。

興味を持った習い事、今の子供の気持ちも優先させたいと思っています。

親子でいろいろ体験して、いい思い出もいっぱい作りたい。

仲良い親子関係・夫婦関係なくして、立派な学歴だけが残っても…ちょっと寂しいじゃないですか^^

もちろん両方得られたら嬉しいけど、バランスは考える必要がありますね!

自分と家族のために、一緒に頑張りましょうね!

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